❇️ラッキ~ありがとうね~!❇️

たいもパイ

2020年07月29日 16:45




ラッキ~
何処からどうやって来たの?
何度もきいたよね。今からでも知りたいよー。

真っ白な小さなからだと足に
土汚れや草をたくさんくっ付けて、とても可愛いとても元気な子犬だったよー!

16年前の5月の連休
玄関側の駐車場で鉢植えをしながら何気なく
うしろを振り向くと可愛い可愛い子犬が(写真)
こんなふうに私を見ていた!

あまりの可愛いらしさに夢かと思うくらい。

それがラッキーとの出会いだった。
《出会って数日後の写真・推定 生後2~3ヶ月》




7月22日の早朝ラッキーが天国に旅立ちました。
16才のおばあちゃんでした。

ラッキーは食品アレルギー、甲状腺機能低下症、尿管結石の持病があり、
そして2年ぐらい前から出てきた認知症の症状が
1年程前から強くなり、
年齢的な症状も加わってこの1年位で
歩けなくなりました。
お散歩大好きなラッキーにとっても私たちにとっても1つ目の大きな変化でした。
でも動きたいんだよね。
認知症の症状とも考えられるようですが、横になった状態で、特に前足を長時間激しく動かすのですれて傷を作ってしまう。
でもラッキーの凄い所はお医者さんも感心するくらい傷の治りが早かった事
それの繰り返しだったねラッキ~。

《 約5ヶ月前の写真 》





そして2つ目の大きな変化が
食べる、水を飲む事に喜び、興味をしめさなくな
った事です。

動けなくなると同時に食も細くなり、目に見えて痩せ細ってきました。
自らの口で充分な水分補給もできなくなっていたので、元気が無く全く食べなくなる事もありましたが、お医者さんのアドバイスで点滴で繋ぐ事が増えてきていました。

でもね


そのたびに
ラッキーは復活して

流動食や水を口元へ持っていくと自ら口を動かし

力強い音と共に飲み込んでいくんですよ

それは、紛れもなく

『生きたい』と言うラッキーの生命力

溢れる力強い意思のあらわれだと受け取りました

その意思が感じられる限り

私たちが出来る事は

精一杯やっていきたいとみんな思ったんです



《天国へ行っちゃう2週間前に写した写真》



あえてこの写真をのせました。

自分で撮った写真ではありますが、私も昨日まで
あまりにも小さくなったラッキーをかわいそうと思い、写真をみて思い出すのが辛いので見たくないと思っていました。

でも思いきって
ラッキーに心を寄せる事を意識してみてみました。すると・・・

ラッキーには自分の姿は見えません。
だから人間の様な感情はありません。
痛みや苦しみを感じている様子もありません。

自然の流れをそのまま受け入れ、身体や行動は
その流れに合わせて変化していってるだけ。
過去の事先の事も考える事はなく、その時その時を生きている。ただ、今を生きているだけ

そんなラッキーの変化を、丸ごと受け入れきれてない自分に気がついてハッとさせられました。


天国に行く日も自然の流れで自分で決めるよー。って!

そう感じられた時から、不思議に
かわいそうと言う思いも、すっかり痩せ細ってしまった写真をみるのが辛いと言う感情も無くなって来たのです。

だから、
私にとって
最後に写した特に大切な1枚になったわけです。



歩けず、食べるのが少なくなってきてからのラッキーは
1日1日生きていくために脂肪だけでなく
筋肉も燃料として使い始め
中型犬のラッキーですがこの頃には5キロ前後になっていました。

そして


この写真を写した2週間後には
今までにはない痙攣の症状が出てきて
自分で決めた日に、決めた通りに天国に行っちゃいました。

おもろ動物クリニックの2人の先生、スタッフの
皆さんにも支えて頂き天寿を全うする事ができました。
心から感謝致します。


ラッキー私たちの所に来てくれて今までずっといてくれてありがとうね。

楽しい事はもちろん、それだけじゃなく色々な
感情を感じさせてくれてありがとうね。

身を持って『今を精一杯生きる事』を教えてくれて、強い生命力で生き様を見せてくれてありがとうね。

私たちはラッキーが大好きだったよ。
ラッキーもみんなの事大好きだったね。
幸せだったねラッキ~ありがとう

安らかにね、



ラッキ~毎年毎年一緒にみてた蓮の華が今年も綺麗に咲いてたよー。

今年も抱っこしてつれていけば良かった。
後悔で涙があふれました。






久し振りのブログで、かなり個人的な内容の長文になってしまいましたが、自分の気持ちを整理していくためにも書いて良かったです。

今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。