❇️心の扉を開くより❇️4/9
深刻になりすぎてはいけません
最高のものをすべて歪みなく映し出せるよう、内面にある中心を静かな湖の水面のように静寂にたもつのです。
そうすれば、その最高のものを外に向かって反射することができます。
どんなことであろうと、心を乱したり、やすらぎを妨げたりするのを許してはいけません。
すべては完璧にうまくいっていることを知り、何の心配もなく、堂々と歩んでいくのです。
自分のことをユーモアのセンスをもって見られるようになりなさい。
世界のあり方について深刻に考えすぎたり、それが重荷になったりしたときは、なおさらです。
深刻になりすぎていると気がついたら、まずそのことを考えるのをやめ、リラックスして、人生を楽しむようにするのです。
そうすれば、悩みや緊張はみんな消えてしまうでしょう。
肩の荷が重すぎるときは、すぐにその重荷を手放してしまい、休んでリラックスすることです。
充分に休息し、リラックスした状態のほうが、今にも切れんばかりの伸びきったゴムのように緊張した状態でいるときよりも、ずっとよくいろいろなことができるとわかるでしょう。
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楽観主義者になりなさい
この人生では楽観主義に徹することがたいせつです。
つねに最高のものを期待し、最高のものを見いだし、最高のものを創りだしなさい。
楽観主義は力を生み、悲観主義は弱さと敗北をもたらします。
あなたを通して聖霊の力を輝かせ、あなたのまわりに美と、平和と、調和の世界を創りあげなさい。
あなたの人生が楽観的であれば、まわりの人たちみんなの気持ちを高揚させ、彼らに希望と信仰と人生に対する信頼感を与えることができるのです。
つねに類は友を呼ぶことに、あなたは気づくでしょう。
あなたの楽観主義は楽観主義を生み、雪だるま式に拡大していくことが分かるでしょう。
人生には、どんな場合でも、必ず希望があるのです。
たとえ最初は、かすかに明滅する小さな火の粉にすぎないとしても、よい環境の中で、希望と愛にかこまれていれば、そのうちに火の粉は息をふきかえして炎になり、それがどんどん大きくなっていきます。
やがて、炎は聖霊から燃料を補給され、消すことも絶やすこともできない火となって、あなたの中に燃えつづけます。
ひとたび希望の火が点火されれば、どんな力も炎が燃えひろがるのを止めることはできないのです。
聖なる日々の言葉アイリーン・キャディ